2023 07/28 ふだんの授業
さまざまな現場を想定して授業を行なっています
先日の夜間部 洋菓子専科2年生は、いつも使用している1Fの実習室ではなく、地下1Fの実習室に移動して授業を行なっていました。
そう、今回はこのバウムクーヘン専用オーブンを使用して「バウムクーヘン」をつくっていたんです!近年は専門店もあるくらい、バウムクーヘンはポピュラーな製品。パティスリーでも専用のオーブンを導入して商品ラインナップに加えているところもありますよね。
回転する軸に一層一層生地をかけては焼いていく作業をくり返し行ない、徐々に太く焼き上げていきます。ドイツ語で[ 木 + ケーキ ]という名の通り、その断面は木の年輪のようにきれいな模様が出来てくるんですよ。
実習ではグループごとに交代で使用していきます。そのため、フランス北西部のアンジュ地方の名がついたレアチーズケーキ「クレーム・ダンジュ」と、ダクワーズ生地の土台にフルーツを盛りつけた「ダクワーズ・オ・フリュイ」もつくっていました。
さまざまな現場を想定して、ベーシックな製品はもちろんですが、将来行なう可能性のあるものについては、極力授業の中に取り入れていっています。