「どら焼き」の反復練習を行なっていました｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

先日の昼間部 和菓子本科1年生では、これまでにも何度トライしてきた「どら焼き」の反復練習を行なっていました。

その日の温度や湿度、材料の保管状態によっても、生地の固さ調整に入れる配合外の水の量は異なります。その生地の塩梅をいかに判断していくかが重要になります。

また、生地を焼き上げていくのに使用する平鍋には温度計がありません。火の加減をコントロールして、どら焼きの生地を焼き上げるのに適切な温度に調整をしていくためには、必要となる五感を研ぎ澄ませてその感覚を養っていく必要があります。

そして生地をスピーディーにどらさじで掬う作業、生地をかえすタイミングなどなど、どら焼きの生地を焼き上げるまでの工程にも、ポイントとなる箇所がいくつもあるんです。

これらは経験値を積み重ねていく中でしか、体得することはできません。一歩ずつ、でも確実に職人への道を歩んでいきましょう！