2023 04/13 ふだんの授業
徐々に高度な技術にも挑戦していきます
先日の昼間部 洋菓子本科2年生の実習では、グレープフルーツのタルトとジャムをサンドして一部をチョコレートでコーティングした焼き菓子をつくっていました。
それぞれの工程を確認しながら、チーム内で手分けをして、片付けもしながら手際よくつくっていきます。
限られた時間の中で、いかに効率よく作業を進めていくか。これは仕事としてお菓子づくりを行なっていくためには、とっても大切なことです。常に周りの状況に目を配りながら、お互いに声をかけ合って進めていきます。
また、2年生に入り徐々に製品や使用する材料のレベルを上げていき、高度な技術にも挑戦していきます。
今回はほぼ初めてのクーベルチュールチョコレートのテンパリングも。クーベルチュールチョコレートはとてもデリケートで扱いが難しいため、高い技術と経験が求められます。テンパリングとは、温度を調整してチョコレートの中に含まれるカカオバターの分子を安定させ、口溶けの良い状態にしていくことです。
今回は初回ということもあり、みんなかなり手こずっていたようです。しっかりと温度管理を行なえるようになって、チョコレートの深い味わいをそのままに成形できるようにしていきましょう。