2023 04/11 ふだんの授業
いろんな角度からアプローチしていきます
先日の昼間部 和菓子本科2年生では、どら焼きの実習を行なっていました。
どら焼きの生地は、平鍋と呼ばれる銅の板を熱した上に生地を流して焼いていくのですが、火加減の調整や生地の硬さ調節、そして一つひとつの大きさ・焼き色も揃えたものをつくっていくためには、くり返しの練習が欠かせません。
しかも今回は基本の配合ではなく、生地をもちもちの食感に仕上げるためにアレンジした油分の多い配合のため、生地が浮きにくく均一に焼き上げるのも難しいどら焼きなんですよ。
お菓子の配合は一通りだけではありません。1年生の時につくってきた製品でも、配合を変えたり、材料を変えたりしたアレンジレシピについても触れていき、さまざまなつくり方についても学んでいきます。
学校だからこそ、一つのお菓子に対しても、いろんな角度からアプローチしていき、自分の中に知識と経験の引き出しを数多く積み重ねていってもらいと思います。