2023 04/14 ふだんの授業
しっかりとした知識と基礎技術を積み重ねていく
餡などを生地で包む「包餡」の作業は、和菓子づくりの基本中の基本となる必須技術です。
昼間部 和菓子本科1年生では、この包餡作業をスムーズにできるようになってもらうために、まずはさまざまな蒸し物類の代表格であるお饅頭の実習を通して、この練習を何度も何度もしています。
この包餡ができないと、和菓子屋さんでの仕事は成り立たないといっても過言ではありません。まだまだ最初なので難しいと思いますが、今は焦らずじっくりとくり返し練習していくことで、自然と手が動くようになっていくはずです。
お饅頭といってもその種類はさまざまなものがありますよね。先日は、最後の仕上げに平鍋に押し付けて焼き色をつけて仕上げる味噌饅頭をつくっていました。
もちろん、基本技術の練習とともに、餡づくりや砂糖、膨張剤といった原材料についても学んでいってもらいます。また、今回は包餡の練習と同時に、平鍋の扱い方についても合わせて学んでいました。そう、これからどら焼きなどの平鍋菓子もはじまってきますよ!
これからもっともっといろんなお菓子との出会いが待っています。学生のうちにたくさんの経験を通して、しっかりとした知識と基礎技術を積み重ねていってくださいね!