和菓子職人の技術が詰まった「はさみ菊」｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

先の細くとがった専用のはさみを使用して、練切餡に菊の花びらを一枚ずつ切って仕上げていく上生菓子「はさみ菊」には、和菓子職人が有する高度な技術がギュッと詰まっています。

もちろん食べていただくことを前提につくっているものなのですが、食べてしまうことに抵抗を感じるくらい、とても繊細な技術が凝縮された芸術的なお菓子なんです。

先日の昼間部 和菓子本科2年生では、その「はさみ菊」の個人練習を行なっていました。

一枚一枚の花びらを均一に、細かく切り出す作業はとっても高い技術が必要です。そのため、自分専用のはさみは使いやすいように、ちゃんと各自がしっかりと手入れして使っていきます。

実際に手を動かして、何度も何度もくり返し練習していくことでしか、ホンモノの技術は身につけることはできません。時には先生方にもアドバイスをいただきながら、しっかりと技術を自分のものにしていきます。