2022 11/14 ふだんの授業
フランスの伝統的なお祝い菓子「クロカンブッシュ」をつくり上げる!
先日の昼間部 洋菓子本科2年生の実習では、フランスの伝統的なお祝い菓子「クロカンブッシュ」をつくり上げていました!
「クロカンブッシュ」は、小さいシューにアメをかけて積み上げていきます。クロックとはカリカリした、アン・ブッシュとは口のことで、口の中でカリカリ食べるという意味なんですよ。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、フランスでは結婚式のウェディングケーキとして用いられたり、教会の洗礼や婚約式をはじめ、さまざまなパーティーで飾られているもので、シューを取り外して参列者全員で食べてお祝いするというものです。
プチシューをつくる技術はもちろんですが、グラスロワイヤルで飾りつけるパイピングのテクニック、土台にしているヌガー、そしてアメ細工と、これまでに身につけてきたさまざまな技術が合わさって形づくっています。
グループごとにみんなでデザインを考えて、作業を分担して取り組んでいきます。
手間も時間もかかってしまうものなので、近い将来に実際につくる機会があるかどうかはわかりませんが、これもパティシエ&パティシエールの扱う仕事の一部。これまで学んできた技術を活かしてつくり上げた経験は、今後の自信となってくれるはずです。