今日の昼間部 和菓子本科1年生がつくっていたのは、茶席のお菓子としてもよく用いられる、生地に抹茶を入れた平鍋菓子「茶通」です。

表面に茶の葉をつけて平鍋でじっくりと焼成後、摺り蜜(フォンダン)を刷毛で塗って仕上げていきます。今回は胡麻餡を包んでいるので、胡麻の風味とともに、ふわっと香るお茶の風味も味わえるお菓子なんですよ。

同じ大きさ、焼き色に仕上げる。プロとしては当たり前に求められることですが、それこそがとっても難しい部分でもあります。さまざまな種類のお菓子をつくる中で、徐々につくる量や作業スピードの向上も図りつつ、いつでも同じクオリティの製品をつくれるように練習していきます。