2022 07/05 ふだんの授業
交流授業で教えることの難しさを体感
先週の昼間部 パン本科では、1年生と2年生のメンバーを半分ずつ入れ替て、合同で実習を行なう「交流授業」を実施していました。
今回つくっていたのは、お互いにこれまで何度も実習でつくってきているバターロールやあんぱん、ハムチーズロールといったベーシックなパン。
普段は先輩・後輩として別々の教室でそれぞれにパンづくりを学んでいますが、1年生にとっては先輩の2年生からいろいろと教えてもらえるチャンスです。逆に2年生たちも、後輩に指導していく中で自分自身の技術を再確認することができますし、人に技術を教えることの難しさを体感できる貴重な機会です。
プロの現場では、後輩を育てていくことも大事な仕事のひとつです。先輩が後輩を指導して、職場の中でお互いが協力し合って、パンづくりを円滑に進めていけるようにしていかなければなりません。
いずれ自分たちが実際の現場で働くことを考えると、やっぱり教える技術も必要ですよね。お互いに今回の体験が良い機会となってくれたはずです。