梅雨に入り不安定な天気が続いていますが、先週の晴れた日に昼間部 パン本科2年生たちが神奈川・座間の畑に小麦の収穫に行ってきました!
畑を管理してくださっている農家の若菜さんのおかげで、今年の小麦もご覧の通り元気にスクスクと育ってくれました。
今年は全国的に小麦の赤かび病が流行していたようで、地域によっては全然収穫できないところもあったようなのですが、パン科の小麦たちはなんとか無事に収穫の日を迎えることができました。
昨年の秋に種を蒔いて、冬には麦踏みや雑草取りに、そしてようやくこの時期に収穫です。自然を相手に手間も時間もかかる農業の大変さを、肌で感じることができましたし、なにより大変な分だけ収穫できた喜びも大きいですね。
この小麦一粒一粒が本当に愛おしくなります!収穫時にこぼれ落ちた麦の穂を、学生たちが一つひとつ拾っている姿も、あちこちで見ることができました。一粒も残さずおいしいパンにしてあげたいですよね。
前日まで雨が降ったり止んだりが続いていたので、ちょっと足元が心配ではあったのですが、ほとんど泥だらけになることもなく作業できました。やっぱり日頃の行ないが良いからですかね?!
いつも以上に積極的に、みんなで協力し合って収穫や脱穀作業に取り組んでいる学生たちの姿がとっても印象的でした。
麦踏みの時に植えさせてもらったジャガイモも、一緒に収穫することができました。この小麦とジャガイモもつかってパンづくりできるのが楽しみですね。
収穫した小麦はすぐに使うことはできません。夏の間にしっかりと乾燥させてから製粉して、ようやくパンをつくることができるんです。なので、種蒔きからパンづくりまで、ほぼ一年がかりなんですよ。
実際に自分たちで栽培した小麦を使用したパンづくりを経験しておくことは、その後の仕事にきっと役立ってくれるはずです。