2022 03/03 ふだんの授業
桃の節句の上生菓子をつくっています
今日3月3日は上巳の節句、桃の節句とも呼ばれる"ひな祭り"です!節句とともにある和菓子屋さんはもちろんですが、洋菓子屋さんも結構忙しい日ですよね。
今週の昼間部 和菓子本科1年生の実習で取り組んでいたのは、その桃の節句にちなんだ上生菓子です。
錦玉羹製の羊羹"舞扇"、柚子味噌餡を包んだ桃山製の"雪洞"、薯蕷饅頭製の"春の音"、そして金団製の"右近の橘"、計4種類の製品をつくっていました。
どのお菓子も、この一年で学んできた基本の製品にアレンジを加えた応用製品です。
和菓子の命ともいえる餡づくりをはじめ、包餡作業、きれいな層をつくった流し物、羊羹包丁で正確にまっすぐに切る技術などなど、しっかりと着実に身につけてきた技術が随所に活かされていますね。
今日の和菓子本科2年生では、学生たちから再度つくりたい!とのリクエストが多かった"あんみつ"や"わらび餅"、そして定番の桜餅をひなまつり向けにアレンジした製品をつくっていました。