2021 11/16 ふだんの授業
ベーシックなレシピを通じて基本の生地づくりを学ぶ
パティシエになるための第一歩。それは間違いなく、洋菓子の基本技術である生地づくりからはじまります。
今回の洋菓子本科1年生の実習では、バターをたっぷりと用いた、きめ細かいどっしりとした食感のバターケーキ生地製品の「クーロンヌ」と、バターと小麦粉を主原料にしてつくられる層になった折り込み生地製品「ピチビエ」をつくっていました。
どちらもポピュラー生地であり、特長的な生地ですよね。基本配合や基本の製法はもちろん、どうしたら食感を軽くすることができるのか、油脂をバターから別のものに変えた場合はどのような生地になるのか、といった実験的なことも行なっていくんですよ。
先週の実習では、シュー生地をテーマにさまざまな油脂でつくってみたり、カスタードクリームに入れる粉をさまざまなものに変えてつくり、食感や風味の違いなどを学んでいました。
いつ、どんなときでも、自分の目指すクオリティのものがつくれるようになるために、これからもさまざまなレシピを通じて、生地づくりに何度もトライしていきます。