2021 11/01 ふだんの授業
アメ細工にじっくりと取り組んでいきます
今や「アメ細工」は、パティシエの芸術性を語る上で避けて通ることのできないものです。
先月行われた洋菓子の祭典ジャパンケーキショー東京でも、たくさんのパティシエたちが素晴らしい作品の数々を出品されていました。
その華やかな輝きを生み出すためには、それ相応の知識と経験が必要です。
そのため、本校洋菓子科2年生では昼間部だけでなく夜間部の授業でも、この「アメ細工」の授業に約1ヵ月以上の時間を投じて、学生のうちにじっくりと自分の作品づくりに取り組んでいきます。
先日の洋菓子本科2年生の授業は、世界大会で優勝するなど業界屈指の実力を誇る 本校洋菓子科 田端 友裕 先生が、学生たちにそのテクニックを余すところなく披露してくださっていました!
授業では、アメの煮方はもちろん、溶かしたアメをひっぱって輝きを生み出すシュクル・ティレや、中に空気を入れて膨らませていくシュクル・スフレ、型などに流し入れて形づくっていくシュクル・クーレなど、さまざまなテクニックの基礎をしっかりと学んでいきます。
ケーキをより引き立ててくれる「ピエスモンテ」やフランスのウエディングケーキ「クロカンブッシュ」といった作品も創作していくんですよ。
近い将来社会に出た後も、自分の技術をさらに磨き、表現していけるように、こういった高度なテクニックについても力を入れて取り組んでいきます!