2021 07/15 ふだんの授業
さまざまな種類の焼き菓子をつくっていきます
先日の夜間部洋菓子専科2年生では、さまざまな種類の焼き菓子に取り組んでいました。
そのうちのひとつは、独特の溝のついた小さな型の内側を蜜蝋でコーティングしてから生地を入れて焼き上げるフランス菓子「カヌレ・ド・ボルドー」です。
その名の通り、フランス・ボルドー地方の伝統菓子。外側はよく焼いてカリカリに香ばしく、中はしっとりとやわらかい食感が特徴的なお菓子です。専門店もあるくらい日本でもファンの多い有名なお菓子ですよね。
そして、さまざまな味わいが楽しめるクッキー各種も。こちらは「プティ・フール・セック」と呼ばれる小さな焼き菓子たちです。
プティ・フールとは、オーブンで焼いた小さいものという意味ですが、焼かないものも含めて一口サイズの小さなお菓子の総称です。なので、今回は焼き菓子でしたが、フレッシュな生のものをつかったものや、マカロンなどの半生菓子もつくっていきますよ。
いずれのお菓子も、食後のコーヒーと一緒に出されたり、パーティーなどで用いられたりするため、口元を汚さないように、食べやすいようにという発想から生まれたもので、一口か二口で食べられるサイズでつくっていきます。