2021 06/16 特別授業
シェフパティシエールによる特別授業
昼間部 洋菓子本科2年生では、国内トップクラスのパティシエの方々による特別授業も充実しています。
今回は、都立大学で洗練された本格フランス菓子が味わえると人気のパティスリー「アディクト・オ・シュクル」のシェフパティシエール 石井 英美 先生にお越しいただきました。
石井シェフには、今年から新たに本校の実技講習を担当していただくことになりました。日本洋菓子協会連合会公認技術指導員も務められている、大注目のパティシエールのお一人です。
今日は昼間部だけでなく、夜間部 洋菓子専科2年生の授業も行なっていただく予定です。
ちなみに、パティシエとは男性の菓子職人のことで、フランスでは女性の菓子職人のことはパティシエールと呼びます。フランス語では同じ意味でも男性と女性で言葉が変わるんですよ。
本校の学生も女性の方が多く在籍しています。石井シェフは実際に今、現場で活躍されているパティシエールの方ということで、学生たちもこの日をずっと楽しみにしていたんです!
お菓子づくりは、レシピ通り、時間通りにやっても、毎回同じクオリティでつくり上げることは難しいですよね。生地やクリームの状態の変化や質感などを、目で確認して覚えていくことが大切なんです。
そういった一つひとつの細かな点や、お菓子に対する考え方やフランスでの修行のこと、今のお店での様子なども交えながら、たくさんの方々を虜にする看板スイーツともいえる製品を教えていただきました。
そして、「この仕事は質が評価される世界。諦めずに頑張れば必ず認めてもらえます」と、これから現場に出ていく学生たちに向けてエールも送ってくださいました。
石井シェフに続くシェフパティシエールが、近い将来に今回の授業を受けた学生の中から数多く出てきてくれると嬉しいですね。