2021 01/26 ふだんの授業
実習を通して経験値を積み重ねる
まだ少し時期的には早いかもしれませんが、先週の夜間部 和菓子専科1年生では「桜餅」をつくっていました。
今回は、平鍋で薄く焼いた生地で餡を包んでいく関東風の桜餅です。関東風は練った小麦粉をクレープ風に薄く焼いたもの。関西風は餅米を乾燥させて砕いた道明寺粉を蒸したもので餡を包みます。
まだまだ寒い日が続きますが、桜餅の香りがしてくると春が近づいてきたみたいでウキウキしませんか?お菓子で四季の移ろいを感じられるのも、和菓子の魅力のひとつですよね。
生地の固さ調整や平鍋の温度調節、どらさじの使い方など、この生地を焼く作業だけでもポイントとなる要素がたくさんあります。
同じクオリティのものを複数つくれるようになるには、ある程度経験値が必要となりますが、実習の中でしっかりと練習を積み重ねていきましょうね。