2020 11/09 ふだんの授業
学んでおいて欲しいものがたくさんあります
パンに関わることすべてを深く学んでいくパン本科では、日本のパン屋さんでみられるパン、そのほとんどをつくっていきます。
今回取り組んでいたのは、日本でも専門店ができるなど一般的なものとして定着しつつあるベーグルです。ベーグルはオーブンで焼く前にゆでることで、あの独特のモチモチっとした食感を生み出します。まずはプレーンのものを、次回以降は違う種類や違う製法のベーグルにも取り組んでいきます。
他にもチーズやクルミを入れたパンや、ライ麦粉を使用したパンなど、もともとのハード系のパンを日本人に合わせて食べやすく商品としてアレンジしたものも。
定番中の定番メロンパンも、こんなにかわいいアレンジ方法もあるんですよ。
学校で学ぶのはあくまで基本製品と基本技術ですが、基本があるからこそ応用ができるんです。状況に応じてどれだけ柔軟に対応していけるかという点も、パン職人としては大事な素養。卒業後に、そのヒントとなるようなアレンジについても、授業を通して触れていきますよ。
多様化するニーズに応えるために、あるいは差別化を図るために、学んでおいて欲しいことはまだまだたくさんあります!