氷細工のテクニックも学んでいきます｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

今週の洋菓子本科2年生では、氷細工の特別授業も実施しました。あまり馴染みがないかもしれませんが、氷細工もアメ細工やチョコレート細工と同じように特殊な技術と経験値が必要となるもので、パーティ等で華やかに演出として用いられたりもします。

講師にはPatisserie Yoshinori Asamiのオーナーシェフであり、本校卒業生の大先輩でもある 浅見 欣則 先生にお越しいただきました。浅見シェフは日本人でただ一人、フランス国家最高職人M.O.F.コンクール「グラシエ」部門でファイナリストまで昇りつめたスゴイ方なんです！

ちなみに、フランスではケーキ職人のことをパティシエ、チョコレート職人のことはショコラティエ、アイスを専門とした職人はグラシエと呼ばれています。

チェーンソーやドリルなどの道具を用いて、繊細に、そして時には大胆に迷いなく削っていきます。学生たちもやらせてもらったのですが、一度削った氷はもう戻ることはないので緊張しますよね。

まるで命が吹き込まれていくように、徐々に表情を変えていく氷の塊。途中、チェーンソーが故障してしまうトラブルもありましたが、躍動感あふれる素晴らしい作品ができあがってきていました！