2020 10/03 ふだんの授業
基本がしっかりと出来てこそ
今日は土曜日なので本来お休みですが、昼間部では春先に休校していた分の振替授業を行なっています。
和菓子本科2年生では、自家製栗餡と合わせたどら焼きのアレンジ版「ほっくり」をつくっていました。菓銘もかわいらしいですよね。
平鍋と呼ばれる平らな銅板の上に、どらさじを上手く操って、餡をはさんで折りたたんだ時に栗のカタチになるように生地を流していきます。
どら焼きの基本がしっかりと出来てこそ、つくることができるお菓子ですよね。
また、並行して来週の実習でどら焼き用のどら餡や、現場と同じ機材も使用して大量のこし餡の仕込みも行なっていました。
自分たちでつかう餡は、そのほとんどすべてを自分たちで仕込みから行なっているんですよ。
今は2人で行なっていますが、最終的にはひとりですべての製餡の工程を行なえるように、くり返し練習していきます。
餡は店の味の基本となるもの。学校だからこそ、現場に出た時に戸惑うことのないように、基本から応用まで幅広い知識と経験を積んでいきます。