2020 09/10 ふだんの授業
ベーシックな製品を通して、生地づくりをマスターしていきます
洋菓子の基本技術は生地づくり。
もっともポピュラーなスポンジ生地をはじめ、タルトなどの底生地などに使用するパート・シュクレ、シュークリームやエクレアなどのシュー生地、パウンドケーキなどのバターを多く用いたバターケーキ生地など、生地だけをみてもさまざまなバリエーションがあります。
洋菓子本科1年生では、それらの生地をつかったベーシックな製品をつくっていく中で、生地づくりをマスターしていきます。
今回の洋菓子本科1年Dクラスの実習でも、栗をつかったタルト、抹茶のパウンドケーキ、白鳥のカタチに仕上げるシュークリーム、さらに丸いフォルムがかわいらしいブール・ド・ネージュと、4種類のさまざまな生地の製品をつくっていました。
これだけの種類を数多くつくるとなると、まわりのみんなとのチームワークも大切になってきます。
今、自分がなにをするべきなのか。状況を判断して、コミュニケーションをとりながら実習を進めていくことが大事な要素でもあります。
1回つくってみてうまくできたからといって、本当の意味でできるようになったとはいえませんよね。
いつ、どんな状況でつくっても、同じクオリティの製品づくりができるように、さまざまなバリエーションをこなしながら、まわりのみんなと一緒に技術をしっかりと自分のものにしていきます。