昨晩の夜間部 和菓子専科2年生では、「干菓子(ひがし)」をつくっていました。
「干菓子」ってご存知ですか?
季節感を大切につくられる一口サイズのお菓子のことで、
半生菓子ともいわれます。
お茶席などにも使われるものなんですよ。
今回つくっていたのは、口の中ですっと溶けるような食感の「寒氷(かんごおり)」や、錦玉羹を強く煮詰めて流し固めて、型で抜いて表面を乾燥させた「艶干し錦玉(つやぼしきんぎょく)」、餡玉に摺り蜜と呼ばれる糖衣をかけて仕上げた「石衣(いしごろも)」など。
いずれのお菓子も手間と時間がかかるものが多いのですが、夜間部の授業でも一週間くらいの時間をかけて一つひとつ丁寧につくっていきます。