2012 11/21 ふだんの授業
日々の実習を通して
今日の和菓子本科1年生は、「さつま芋」を使用した製品を実習中です。
まず一つ目は「さつま田舎饅頭」です。
ところどころに中の餡が透けるようにつくる蒸し饅頭で、出来上がりの様子が田んぼの土を掘り返した様子に見えるところから名づけられています。小麦饅頭と薯蕷饅頭を合わせた生地で包んでいます。
もう一つは「十三里」というお菓子。
江戸から、芋の産地である川越までの距離が十三里で、「栗(九里)より(四里)旨いさつま芋」の言葉が転じて菓銘がつけられたそうです。ちなみに、一里は約4kmですよ。芋餡をどら焼きのような生地で巻いて、見た目もお芋のように仕上げていきます。
1年生の実習では、お菓子を通して季節も感じながら、一つひとつの作業を丁寧にこなすことが大切です。
繰り返しつくることで作業はだんだんと早くなりますが、基礎が出来ていなければただの雑な仕事になってしまいます。
日々の実習を通して、完成度を上げていくことが大切なんです。
まず一つ目は「さつま田舎饅頭」です。
ところどころに中の餡が透けるようにつくる蒸し饅頭で、出来上がりの様子が田んぼの土を掘り返した様子に見えるところから名づけられています。小麦饅頭と薯蕷饅頭を合わせた生地で包んでいます。
もう一つは「十三里」というお菓子。
江戸から、芋の産地である川越までの距離が十三里で、「栗(九里)より(四里)旨いさつま芋」の言葉が転じて菓銘がつけられたそうです。ちなみに、一里は約4kmですよ。芋餡をどら焼きのような生地で巻いて、見た目もお芋のように仕上げていきます。
1年生の実習では、お菓子を通して季節も感じながら、一つひとつの作業を丁寧にこなすことが大切です。
繰り返しつくることで作業はだんだんと早くなりますが、基礎が出来ていなければただの雑な仕事になってしまいます。
日々の実習を通して、完成度を上げていくことが大切なんです。