2025 09/23
令和7年度文化庁伝承事業「五感で愉しむ和菓子の文化」が開催されました
登録無形文化財「菓銘をもつ生菓子」を、より多くの方々に愉しんでいただくイベント『五感で愉しむ和菓子の文化』が、先週9/20(土)に東京製菓学校を会場として開催されました。
このイベントは令和7年度文化庁伝承事業として、午前の部・午後の部の2部構成で開催されたもので、もちろん東京製菓学校も全面バックアップさせていただきました!
日本人ならではの感性が育てたといってもいい和菓子は、視覚・嗅覚・味覚だけでなく、茶の味わいを引き立てる餡ならではの口溶け、四季折々の移ろいや地域性なども感じられるお菓子の名前「菓銘」の響きなど、まさに五感すべてで愉しむことができる、他の食文化にはない魅力が詰まっています。
そんな和菓子ならではの食文化を知り、そのつくる工程もご覧いただけるよう本校和菓子科 長谷川 献 先生と 草苅 里穂 先生による製造実演や、本校和菓子科学生たちによる上生菓子ときんとんの実演&試食コーナーも設けて、つくりたてのおいしさも味わっていただきました!
また、主催である全国和菓子協会 様のご好意で、本校学生たちが「秋」をテーマに創作した上生菓子の作品展示コンテストも開催していただきました。
自分の菓子に込めた想いや感性が、広く一般の方々にどのように受け止めていただけるのか、それを知ることができるまたとない貴重な機会となりました。
まだまだ未熟な作品ばかりですが、みなさんの一票が学生たちの励みになったことは間違いありません。たくさんのご参加ありがとうございました!