昨年に引き続き今年も2/23(金)の天皇誕生日を記念して、「チーム和菓子 Team WAGASHI」の3人がオーストラリア・ケアンズでWAGASHI普及活動を行なってきてくれました!
「チーム和菓子 Team WAGASHI」とは、広く和菓子の啓発活動を行なう団体で、選・和菓子職 優秀和菓子職に認定された和菓子職人だけが参加できる団体なんです。
今回参加したのは、本校和菓子科 森﨑 宏 先生と中西 浩樹 さん(第1部和菓子本科2004年卒)、瀧澤 文彬 さん(第1部和菓子本科2006年卒)、ともに選・和菓子職 優秀和菓子職の称号を持ち、本校を卒業後には同じ職場で切磋琢磨してきた先輩後輩でもあり同僚でもあります。
今年もオーストラリア・クランダで甘味処「Hayabusa of Kuranda」を経営されている本校卒業生 松島 勉 さん(第1部製菓衛生師科1977年卒)にご協力いただき、オーストラリア国内で日本語を教えている中学・高校の先生方の勉強会ジェイキャンプにて、和菓子のワークショップを開催してきました。
日本語教師の先生方だけでなく一般の親子やケアンズ領事館の所長など、たくさんの方々が参加してくださいました。みんなこの日を楽しみにしていてくれたようです!
菓銘を持つ(季節の)生菓子が登録無形文化財として登録されて以来、世界中で和菓子"WAGASHI"への注目度は以前にも増して広がってきています。普段日本にいると、和菓子は身近でごく当たり前の存在であり、世界からの注目度はなかなかわからなかったのですが、その関心の高さをひしひしと感じることができたようです。
地元の方々の注目度も高く、現地の新聞などにも取り上げていただけました!日本語教師の先生方を通じて、ケアンズの高校卒業生にも和菓子"WAGASHI"の魅力をご紹介していただけたら嬉しい限りですね。
「おいしい」は国境を越える、そして和菓子"WAGASHI"は世界の舞台で愛される可能性をまだまだ秘めている。それを肌で感じることのできる貴重な機会となったようです。