和菓子研究会「四季会」の活動を再開しました｜洋菓子・和菓子・パン業界のお役立ち情報を発信！『スイーツトピックス』

東京製菓学校には、卒業生たちから代々引き継がれてきた和菓子研究会「四季会」があります。コロナ禍においてその活動も休止を余儀なくされていましたが、昨日5/23(火)の放課後、いよいよ活動を再開。この日を待ち望んでいた多くの卒業生が駆けつけてくれました。

先輩・後輩の枠を越え、本校卒業生同士が切磋琢磨し合う環境がここにはあります！

「四季会」とは・・・卒業後も定期的に情報交換や勉強できる場が欲しい、という先輩方の発案により発足された和菓子研究会です。日本に４つの季節があるように、和菓子にも季節がある。和菓子と四季の大切な結びつきから「四季会」と命名されました。入会資格は本校卒業生であること。卒業課程は不問。本校で行なわれる月1回の例会では、和菓子課教師陣が持ち回りで講師を担当しています。個々のさらなる技術の向上はもちろん、材料や器具などその時々の旬な情報を得る場としてもとても貴重な会なんです。

久しぶりの開催とあって、今回は 梶山 校長が担当させていただきました。ここ数年、世界中のありとあらゆる業界が大きな影響を受けてきました。その中において、和菓子の持つチカラを改めて実感するとともに、これからの未来に向けて今何ができるのか、何をすべきなのか、今後の和菓子業界の展望など、意見交換も交えながら情報を共有する貴重な時間を得ることができました。

半世紀以上の歴史のある「四季会」とともに、来年には本校も開校70周年を迎えます。これからも先輩方の意思を継承しつつ、和菓子に対するアツい想いと共に、未来の和菓子職人へとつなげていきましょう！