2022 09/24
「ルレ・デセール シャルル・プルースト杯 2022」総合優勝!
2022年9月18日(日) フランス・パリにて開催された国際コンクール「ルレ・デセール シャルル・プルースト杯 2022」に、元 本校洋菓子科教師 佐々木 沙織 さん(旧姓:鈴木、第1部洋菓子本科2011年卒)が日本代表として出場し、見事総合優勝に輝きました!
コロナ禍の影響により度重なる延期を余儀なくされていたこのコンクールは、2020年に予定されていたため約2年越しの開催です。
佐々木 先生も本来であれば本校洋菓子科教師として在籍中に出場する予定だったため、本校のコックコートに身を包んで参戦してくれました。
今回のテーマは「ラ・ナチュラリテ(自然さ)」。プレゼンテーションと味覚のクオリティに妥協することなく、環境への影響が少なく、選択する原料の種類と、それらを生産するための使用されるプロセス等も考慮したピエスモンテとアントルメを制作、ピエス・アーティスティック(工芸菓子)部門・デギュスタッション(味覚)部門で審査されました。
選手それぞれの持つ技術や創造性、食感や味・色合い・バランスなどが審査され、鹿をモチーフに自然との融合を表現した 佐々木 先生の作品は、ピエス・アーティスティック部門賞も獲得しました。
このシャルル・プルースト杯は、フランスで歴史ある伝統的な国際製菓コンクールのひとつで、これまでにも名だたる多くのパティシエたちが挑戦してきましたが、日本人パティシエール(女性のパティシエ)の総合優勝は史上初の快挙です!
この2年の間に何度も延期となってしまっていたため、気持ちの面でも調整が難しかったことと思いますが、今回ついに最高の結果を残してくれました。佐々木 先生、本当におめでとうございます!!