本校卒業生のネットワーク校友会では、各地に支部を設けて技術講習会も定期的に実施しています。今月11/10(水)には、校友会山形県支部と山形県菓子工業組合との合同開催にて技術講習会を行ないました。
今回は本校和菓子科 森崎 宏 先生が、和素材と洋素材との組み合わせをテーマに、製菓理論を交えて4品の新しい製品と練切製上生菓子のデザインをいくつかご提案させていただきました。
カスタードクリームや生クリーム、チョコレートといった素材を扱うということもあり、今回は洋菓子科 小林 富裕 先生もサポートとして参加、さらに詳しい解説を追加して理解を深めていただきました。
和菓子も洋菓子も同じお菓子です。それぞれの持つ良い部分、特長的なものを取り入れて、さらにより良いものを生み出すヒントとなってくれればと幸いです。
本来であればもっともっと多くの方が参加できるくらい広い講習会場なのですが、定員数を大幅に少なくして間隔を広く空けるなど、新型コロナウイルス感染予防策を施した上での講習会となりました。
開催にあたりご尽力いただきました山形県菓子工業組合のみなさん、そして本校卒業生のみなさんの温かいサポートをいただき、今回も無事に講習会を終えることができました。
改めて本校のネットワークの強さとともに、お菓子の持つ魅力・チカラを再認識できた、そんな講習会にすることができました。
また、せっかく山形まで先生方とお伺いしたので、県内の高校にお願いして和洋菓子特別出張授業も実施させていただきました!
こちらでは、和菓子らしい美しさが魅力の練切を用いた上生菓子の実習や、パティシエの芸術ともいえるアメ細工のデモンストレーションと、はさみ菊のコラボレーションなど、限られた時間ではありましたがお菓子の持つ魅力を存分にお伝えさせていただききました。
さまざまな場面でご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!
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