丹波大納言収穫研修に行ってきました|洋菓子・和菓子・パン業界のお役立ち情報を発信!『スイーツトピックス』

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2016 11/05
丹波大納言収穫研修に行ってきました
「豆」は、和菓子づくりには欠かすことのできない素材です。

普段使用している素材が、どのように栽培・収穫されているのかを知ることは、今後和菓子職人として携わっていく学生にとってはとても大切なことですよね。

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そのため和菓子本科2年生では、この時期に豆の産地として有名な京都・丹波地方で、農家の方や材料業者の方々にご協力いただき、研修旅行を行なっています。

今年の和菓子本科2年生の学生たちは、先月の10月25日から28日までの4日間、特別研修にいってきました。

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初日は収穫地である畑を見学させていただき、生産者の方から直接、農家の現状や丹波大納言についてのお話を伺いました。

年々高齢化が進む日本の農業。
その波は、ここ京都・丹波地方においても、やはり深刻な問題のようです。中でも通常の小豆よりも手間のかかる丹波大納言は、生産する農家の方も限られているとのこと。

そんな貴重な素材を普段の実習で使用できるのは、本当にありがたいことですよね。

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翌日の早朝からは、実際に畑で収穫のお手伝いをさせていただきました。

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豆はすべてが同じタイミングで熟していくわけではありません。
写真のように、熟すのが早いものもあれば、遅いものもあります。
それらをすべて機械で刈り取ってしまうわけにはいきませんよね。
熟した莢だけをちゃんと選別しながら摘み取っていきます。

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足場の悪い畑で、ずっと低い姿勢のままの摘み取り作業。
摘み取ってきた莢から豆を取り出して、干していく作業ももちろん手作業。

畑仕事をしたことのない学生にとっては、想像以上に大変な作業だったようです。
これまでも素材のありがたみは頭ではわかっているつもりでしたが、やはり聞くのとやるのとでは全然違いますよね。

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もちろん、少しだけのお手伝いですべてをわかることはできません。
でも、知っているのと知らないのでは雲泥の差ですよね。
これが毎日となったら、農家さんの苦労は計り知れません。
学生たちの素材に対する考え方も、これまで以上により深まりました。

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また、せっかく京都にまで足を運んだので、和菓子屋さんや材料会社さんでの工場見学もさせていただいてきました。

そして、もちろん少しだけ観光も。(^^;

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毎年この研修に協力してくださる農家の方々、関係各社の皆様。
学生たちに本当に貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!

これまで以上に、おいしいお菓子をつくっていけるよう、みんなで努力していきたいと思います!!
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