2014 01/28
「サロン・デュ・ショコラ」 トークショー&デモンストレーション
連日大盛況の「サロン・デュ・ショコラ 2014」の東京会場内では、今年も出展している国内外のトップショコラティエによるトークショー&デモンストレーションのスペシャルセミナーが開催されています。
このセミナーはまさにプラチナチケット!なかなか入手することができません。
本校の卒業生でもあり、外来講師も務めていただいている 浅見 欣則 氏のセミナーも大人気で、昨年に引き続き満席という状況でした。
特に、今年は彼自身の原点である東京製菓学校とのコラボレーションボックスが販売され、おかげさまで連日売り切れ状態。学校で学んだショコラの基礎と13年に渡るフランス修行で培った本場の技術の融合がひとつのボックスに詰められ、多くのお客様から絶賛の声をいただきました。
今回の浅見氏のセミナーのテーマは「氷彫刻とパフェグラッセ」。
ストラスブールにある「キュブレー」にてシェフパティシエとして活躍されていた時に、フランス国家最優秀職人章「M.O.F.」コンクールにて、フランス人以外の外国人で初のファイナリストに選ばれた浅見氏にとって、氷彫刻は世界に誇れる技術。
日本ではほとんどありませんが、フランスのパティスリーでは頻繁に氷彫刻のオーダーがあるようです。浅見氏自身もいろいろな規模のイベントから個人のバースデーパーティーまで、さまざまな場面で氷彫刻を製作したとのこと。
純度の高い氷自体の説明から、削る際に使用する道具や環境などの細かい説明があり、参加者にも実際に削っていただいたりと、非常にわかりやすく楽しいデモンストレーションとなりました。
そして、もうひとつのテーマのアイスクリーム。
気候の変動により、日本の夏の気温も上昇傾向。洋菓子店にとって夏は年々厳しい状況に陥っています。しかし、日本の洋菓子店でアイスクリームを本格的に販売されている店舗はまだまだ少なく、そこに大きなビジネスチャンスがあるといいます。
フランスでは夏の暑い時期にオリジナルのアイスクリームを販売することが当たり前とのことです。今回のセミナーではパフェという提案でありましたが、そもそものアイスクリームの難しさやソースの提案など、日本では売上が落ち込むであろう夏の時期の対策としてさまざまなヒントを提供してくれました。
浅見氏自身は13年のフランス留学を終え、昨年の夏に完全帰国し、今後は日本で勝負したいと言う。フランスで独立することも考えたらしいですが、3年前の大震災をきっかけに日本を海外から見つめ直した際、日本にもすばらしい素材があることを再確認。フランスでも日本の食材がブームになっているという現状を考えると、やはり日本で頑張りたいという思いに駆り立てられたそうです。
しばらくは日本全国を回って、いろんな生産者からさまざまな食材の提案を受け、まだ国内のパティシェがやっていないスタイルを発見したり、多くのことを学んだアルザスのお菓子や文化を日本に伝えていきたいとのこと。今後の活躍がますます楽しみですね!!
このセミナーはまさにプラチナチケット!なかなか入手することができません。
本校の卒業生でもあり、外来講師も務めていただいている 浅見 欣則 氏のセミナーも大人気で、昨年に引き続き満席という状況でした。
特に、今年は彼自身の原点である東京製菓学校とのコラボレーションボックスが販売され、おかげさまで連日売り切れ状態。学校で学んだショコラの基礎と13年に渡るフランス修行で培った本場の技術の融合がひとつのボックスに詰められ、多くのお客様から絶賛の声をいただきました。
今回の浅見氏のセミナーのテーマは「氷彫刻とパフェグラッセ」。
ストラスブールにある「キュブレー」にてシェフパティシエとして活躍されていた時に、フランス国家最優秀職人章「M.O.F.」コンクールにて、フランス人以外の外国人で初のファイナリストに選ばれた浅見氏にとって、氷彫刻は世界に誇れる技術。
日本ではほとんどありませんが、フランスのパティスリーでは頻繁に氷彫刻のオーダーがあるようです。浅見氏自身もいろいろな規模のイベントから個人のバースデーパーティーまで、さまざまな場面で氷彫刻を製作したとのこと。
純度の高い氷自体の説明から、削る際に使用する道具や環境などの細かい説明があり、参加者にも実際に削っていただいたりと、非常にわかりやすく楽しいデモンストレーションとなりました。
そして、もうひとつのテーマのアイスクリーム。
気候の変動により、日本の夏の気温も上昇傾向。洋菓子店にとって夏は年々厳しい状況に陥っています。しかし、日本の洋菓子店でアイスクリームを本格的に販売されている店舗はまだまだ少なく、そこに大きなビジネスチャンスがあるといいます。
フランスでは夏の暑い時期にオリジナルのアイスクリームを販売することが当たり前とのことです。今回のセミナーではパフェという提案でありましたが、そもそものアイスクリームの難しさやソースの提案など、日本では売上が落ち込むであろう夏の時期の対策としてさまざまなヒントを提供してくれました。
浅見氏自身は13年のフランス留学を終え、昨年の夏に完全帰国し、今後は日本で勝負したいと言う。フランスで独立することも考えたらしいですが、3年前の大震災をきっかけに日本を海外から見つめ直した際、日本にもすばらしい素材があることを再確認。フランスでも日本の食材がブームになっているという現状を考えると、やはり日本で頑張りたいという思いに駆り立てられたそうです。
しばらくは日本全国を回って、いろんな生産者からさまざまな食材の提案を受け、まだ国内のパティシェがやっていないスタイルを発見したり、多くのことを学んだアルザスのお菓子や文化を日本に伝えていきたいとのこと。今後の活躍がますます楽しみですね!!