6月の行事と和菓子|洋菓子・和菓子・パン業界のお役立ち情報を発信!『スイーツトピックス』

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2010 06/07
6月の行事と和菓子
〔6月の行事〕
和菓子の日 6月16日
みなさんは「和菓子の日」って聞いたことありますか?
この由来は古く、室町時代末期から江戸時代に遡ります。
この時代、毎年6月16日に嘉祥喰(かじょうぐい)という年中行事が行われていました。
この日に当時の通貨で、16文で食物(主に菓子)を買って食べると、その家に福があり、疫病を除くといわれていたのです。これは朝廷や幕府から庶民までもが行なっていて、使われた菓子は饅頭、羊羹、白団子などシンプルなものが多かったようです。
昔から、和菓子は日本人にとって身近でとても大切なものだったのですね。
嘉祥喰は明治以降なくなってしまいましたが、全国和菓子協会がこの日を「和菓子の日」とし、和菓子屋さんによっては和菓子の日にちなんだオリジナル和菓子をつくったり、お菓子をお客様にプレゼントしたりもしています。6月16日はぜひ和菓子屋さんを覗いてみましょう!
 
 
〔6月の和菓子〕
夏になると、甘いお菓子はなかなか売れなくなります。
あまり、暑い時にお菓子を食べたくはなりませんよね。
ですから、和菓子屋さんでは甘さをおさえた喉ごしのいいお菓子が多くなります。
水羊羹や葛桜、和風ゼリーなど、冷蔵庫で冷やして食べられるものが主力商品となります。
栄養たっぷりの寒天を使ったお菓子もたくさんお店に並ぶので、皆さんもこれからの時期、アイスばかりでなく見た目にも涼しげな和菓子で暑さを乗り越えましょう!

      鮎焼き…6月は鮎が解禁になる季節。旬の鮎を表現したお菓子も登場します。
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      水無月…主に関西(京都)で食される三角形のお菓子。氷を抽象的に表現して視覚に訴えることで暑い夏を乗り切ろうという、昔の人が考えたアイデア和菓子です。
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