一つひとつの作業にそれぞれちゃんと理由があります | イベント開催レポート|東京製菓学校の各種イベントの開催レポートをご紹介。 - 東京製菓学校 -

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2021 08/03
一つひとつの作業にそれぞれちゃんと理由があります

開催日時:2021年08月03日 ~ 2021年08月03日 13:00 ~ 16:40

今日も体験入学・オープンキャンパスを開催しました。8月前半の洋菓子コースでは、さわやかなフロマージュブランのムースと、桃のムースがきれいな層になったムースケーキを仕上げていただいています。

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外側と内側にも使用するビスキュイ・キュイエールの生地は、メレンゲづくりがポイントとなる基本の生地です。「卵黄とグラニュー糖を軽くすり合わせる」ところからスタートしていきます。レシピにはそれしか書いてありませんが、実際には注意しなければいけない点がたくさんあります。

まず、卵黄にお砂糖を入れたら、すぐに混ぜてあげないといけません。そうしないと、お砂糖が卵黄の水分を吸ってしまいダマになってしまうからです。ここでダマできてしまったら、この先どれだけ混ぜてもダマの部分は混ざってくれません。

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メレンゲをつくる際にも「卵白とグラニュー糖でしっかりとしたメレンゲをつくる」とレシピには書かれています。卵白は濃厚卵白のところと、水溶性卵白のところに分かれていますので、まずはそれらをよくほぐしてあげて、均一の状態にしてあげるところから始めていきます。混ぜて泡立てていく際にも、ホイッパーの持ち方やうまく空気を抱き込んでいく混ぜ方などポイントがいっぱい!

配合に書かれているお砂糖は、数回に分けて加えていきます。きめ細かいメレンゲをつくるためにお砂糖は欠かせませんが、これを一気に入れてしまうと溶けて粘りが出てしまい、泡立てることが難しくなってしまうからです。

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卵黄生地とメレンゲを合わせるときの混ぜ方や、薄力粉などの粉類を加えて混ぜるとき、今回のように生地を絞っていく際などにも、レシピには書かれていない細かなポイントがあって、一つひとつの作業にそれぞれちゃんと理由があります。

お菓子づくりには、そういったレシピには書かれていないポイントやコツがたくさんあるんです。

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難しそうだなぁ...と思ってしまうかもしれませんが、先生と一緒に学生のアシスタントもしっかりとついて、サポートしながらつくっていきますので安心してくださいね。

今日のみなさんも、きれいな製品に仕上げてくださっていましたよ!

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一つでも多くのことを覚えて帰って、今後に活かしていってくれたら嬉しいです。今日は暑い中をご参加いただき、ありがとうございました!

次回は明後日8/5(木)、さらに8/8(日)、11(水)、15(日)にも開催予定です。

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>>>8月前半コースの詳細・お申込みはコチラから

そして、月末の27(金)、29(日)の2日間には、各コース別メニューでの体験実習もご用意していますので、何度でも足を運んでみてくださいね!

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>>>8月後半コースの詳細・お申込みはコチラから

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