開催日時:2024年08月31日 ~ 2024年08月31日 12:30 ~ 16:40
台風の影響が心配されましたが、今日は夏休み期間最後の体験入学・オープンキャンパスです。蒸し暑い中をたくさんのご参加ありがとうございました!
すべてのお菓子やパンのベースとなってくるのが「生地づくり」です。仕事で製品をつくっていくためには、いつも同じクオリティの生地づくりができるようにならなければなりません。そのために洋菓子科でもパン科でも1年生の実習で、しっかりと生地づくりを学んでいくカリキュラムにしています。
今回の洋菓子コースは、タルト生地からしっかりとつくるメニューをご用意しました!
生地づくりの最初の仕込みから、フォンサージュと呼ばれる生地を型に敷き込んでいく作業、一緒に焼き上げるアーモンドクリームやデコレーションにつかうクリームの準備、最後に飾り付けるフルーツのカットまで、ほぼほぼすべての工程をみなさんに体験してもらいました。
ちょっと工程も多くて大変だったかもしれませんが、自分の製品を自分の手でつくり上げた達成感はかなりあったのではないかと思いますよ!
パンづくりにおいても、最初の生地の仕込みがとっても重要です。パンコースでは毎回3種類くらいの製品をつくってもらっていますが、今回はサラミチーズロールの生地づくりをミキサーをつかわず、手で捏ね上げていくところからやっていただきました。
なぜここで叩きつけるのか、まとまってきた生地をまた再度バラバラにして捏ね上げていく必要性など、すべての工程にはちゃんと理由があります。そういった製パン理論にも関わってくる細かな点やそれぞれの目的についても、説明しながら体験してもらいました。
今回は3種類とも食事系のパンばかりだったので、先生が特別にちょっと小ぶりのパン・オ・ショコラをお土産に用意してくれていました!他の日に参加してくださった方には内緒ですよ。(^φ^;
お菓子&パンづくりはもちろん楽しいんですが、それじゃない難しい部分についても感じ取ってもらえていたら幸いです。どちらのコースも、どうして2年間もの期間を一つのジャンルに絞って、たくさんの実習時間を設定しているのかが、なんとなくわかってもらえたのではないかと思います。
次回は来月9月、各コースともに新しいメニューを揃えて皆さまのご参加をお待ちしています。この時期ならではのおいしさを一緒につくりましょう!