本校では本場フランスの菓子・パンを感じてもらうために、毎年この時期にフランスから客員教師の先生方をお招きして授業を展開しています。
今年も昨年に引き続き、フランス・アルザスにある政府公認の職業専門学校でたくさんのパティシエ&ブーランジェを育てているバンサン・エルシュタイン先生(左)とチェリー・ムッツ 先生(右)が、東京製菓学校の授業のためだけに来日してくれています!
先生方にはちょっと大変なのですが、昼間部 洋菓子本科2年生とパン本科2年生はもちろん、夜間部 洋菓子専科2年生とパン専科2年生の授業も担当していただいています。
フランス北東部のアルザス地方は、お菓子やパンの種類がとっても豊富で、国境近くのドイツの影響を受けたものも多く、伝統的な製品がいつくもあります。日本でも最近は、クグロフやアニョーパスカル、ベラヴェッカ、パン・デピスなどのアルザス地方の代表的なお製品を目にすることができますよね。
今回は先生方がそれぞれにアレンジした製法や素材と素材の組み合わせ、独自のテクニックをふんだんに詰め込んだレシピをたくさん用意してきてくださっています。
ここ東京にいながら、お菓子・パンの本場フランスのエッセンスを感じられる濃密な時間ですね。学生たちもいつも以上に前のめりで授業に臨んでくれています!
学生たちはもちろんですが、サポートに入らせてもらった本校の先生たちにとっても、新たな発見のある貴重な時間となっているようです。
作業中は声をかけづらいくらい、真剣な眼差しの先生たちですが、とってもフレンドリーで学生たちからの質問にも気さくに応えてくださっていましたよ。
リアルに目の前で繰り広げられる授業だからこそ、そこから感じ取れるものはとっても大きいものがあるはずです。本当に短い期間ではありますが、たくさんのことを吸収してくださいね。
実際の授業の見学大歓迎です!先生方の授業は明日までですが、お時間ある方はぜひ見にきてくださいね。