パン科の小麦が収穫の時を迎えました｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

先週末の6/6(金)、昼間部 パン本科2年生の学生たちは、神奈川県・座間にお借りしている小麦畑に行っていました。

そうです、昨年秋に種を蒔いた国内産小麦がいよいよ収穫の時を迎えたんです！

雨の影響もあって例年よりも畑の水分が多い状況だったため、一部病気になってしまった部分もありましたが、お世話になっている地元農家の若菜さんのおかげで、今年も辺り一面黄金色に輝く小麦と対面することができました！

今、製パン業界では大手企業も製品に取り入れるなど、国内産小麦に注目が集まっています。従来の輸入小麦だけでなく、各地で地産地消に対する関心も高く、これからもニーズが高まっていくはずです。

自然を相手に育てていく難しさや大変さを知ることは、とっても大切なことです。当たり前といえば当たり前ですが、小麦をはじめ乳製品や果実など、材料をつくってくださる方がいるからこそ、私たちは日々パンをつくることができるんです。特にパンの主原料である小麦については、その本質から理解してもらうために、昼間部 パン本科では一年がかりで小麦栽培の授業を取り入れています。

天気に恵まれたのはよかったのですが、日差しを遮るものが一切ない中での作業はとっても大変でした。しかも、屈んで中腰のままの姿勢で刈り取っていくので、普段のパンづくりとは違って身体への負担も大きかったようですが、学生たちはいつも以上に元気いっぱいでした！

これだけ大変な思いをして、長い期間かけて育ててくださっている農家の方々には本当に頭が下がる思いですよね。実際に自分たちの手で収穫したこの小麦をつかって、パンをつくることができるのはまだ少し先になります。刈り取ったばかりの小麦は水分を多く含んでいるので、しっかりと時間をかけて乾燥させてから製粉して、それからパンづくりに活用していきます。今後の展開が楽しみですね！

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