昨年に引き続き、今年もこの春に卒業した卒業生たちがフランス・パリへと約1週間の修学旅行に行ってきました。本校では授業とは別に、卒業後に希望制で欧州修学旅行を実施しています。
今回は3/13(木)から19(水)まで5泊7日、洋菓子科と和菓子科の卒業生たちが向かったのは、文化と芸術の都フランス・パリ!
お菓子を志す者にとって憧れでもある、パリの美しい街並みや歴史ある建造物をみんなで散策したり、もちろんお菓子屋さんやパン屋さん、カフェなどにも立ち寄ってきました。
LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSEの工場見学やパリ市内にある名だたるパティスリーの数々、そして東京・合羽橋のように製菓製パンの道具類も数多く扱うレアル地区の道具街にも足を運んできました。
限られた短い期間ではありましたが、それぞれにフランスの歴史や食文化を堪能できたようです。
そして3日目には和菓子科チームがメインとなって、先輩たちから代々受け継がれているイベント「Salon de thé wagashi」での上生菓子実演喫茶を行なってきました。
パリから日本文化の発信を行なっている、日本文化会館からの依頼を受け、本校和菓子科の卒業生たちがこの2年間で身につけてきた上生菓子の技術を披露させていただきました。
フランス・ストラスブールにて和菓子店を営む カスパー シャルロット さん(第1部和菓子本科2014年卒)も後輩たちの応援に駆けつけてくれました!
工場見学でお世話になったアラン・デュカスの社長が来てくださったり、本校への留学に興味を持ってくれたフランス人の方から問い合わせがあったりと、今年度も約200名もの来場があり、たくさんの方々に和菓子の魅力を伝えることが出来たようです。
ここで感じたことや数々の経験は、これからプロの技術者の仲間入りを果たす彼らにとって大きな財産になることは間違いありません。早い人はもうすでにプロとしての第一歩を歩み始めています。卒業生のみなさんのこれからの活躍を楽しみにしています!!