2023 02/21 そのほか
今年度も麦踏みに行ってきました
昼間部 パン本科では、パンに欠かせない材料である小麦について本質から理解してもらうために、種蒔きから収穫、そしてパンづくりまでの工程を一年かけて学ぶ「小麦栽培」の授業を展開しています。
今年度は例年よりスケジュールが遅れてしまっていますが、12月に蒔いた種からようやく小さな芽が出てきてくれていました。
この小さな芽が霜で根や土が浮いてしまったり、不必要に急激な成長をしてしまったりすることのないように、この麦踏みの工程がとても大事なんです。踏んで少し傷つくことで、小麦の根や茎が強くなってくれるんですよ。
先週の土曜日に学校はお休みでしたが、昼間部 パン本科1年の有志が数名集まってくれて「麦踏み」に行ってきました。せっかく出てきてくれた小さな芽なので、ちょっとかわいそうな気もしますが、みんなで手分けして丁寧に踏んできました。
また、今回も管理をしてくださっている地元農家の若菜さんのご好意で、麦踏みの後にじゃがいもを植えさせていただきました。順調にいけばこちらも小麦と同時に収穫できると思うので楽しみです。
自らが栽培する体験を通して、知識としてだけでなく、材料を大切にする気持ちも芽生えてくれたら嬉しいですね。