2022 02/15 特別授業
シンプルだからこそ奥深い、フランスパンの世界
今日のパン本科2年生では、外来講師による実技講習として、日仏商事(株)取締役 西田 純司 先生にお越しいただきました。
日仏商事(株)は、本物のフランスパンを、パリのバゲットを、日本で再現するために始まった会社。つまり、フランスパンのプロ集団なんです。
今回は西田先生とともに、異なる製法の比較や、各工程の比較を行ないながら、実際にフランスパンをつくり、それらの違いによって出来上がりにどのような影響が出るのかを、比較検討していきました。
同じ生地でつくったフランスパンでも、西田先生が成形したものと、学生たちがつくったものを比べると、驚くほどに違いが出ていました!
生地を軽く手のひらで叩いてガスを抜く時の力の入れ加減や、成型時の力の加え方など、本当に細かな違いなんですが、その細かなテクニックはまさにプロフェッショナル。
小麦粉、パン酵母、塩、水とシンプルな材料でつくるフランスパンだからこそ、違いが如実に出てくるのかもしれませんね。少しでも多くのことを感じ取って、自分のものにしていってくださいね!