2021 12/08 ふだんの授業
クリスマスの上生菓子をつくっていました
先日の和菓子本科2年生では、クリスマスの上生菓子をつくっていました!
クリスマスというと洋菓子のイメージがあるかもしれませんが、最近は和菓子屋さんでもパン屋さんでも、さまざまなクリスマス製品が店頭を賑わせていますよね。
和菓子屋さんの定番製品をクリスマス向けにアレンジしたり、逆にケーキ屋さんやパン屋さんでこの時期によくみられるシュトーレンに和素材をプラスしてみたりと、授業の中でもさまざまなクリスマス製品をつくっているんですよ。
今回はマフラーを巻いた雪だるまと、今まさに煙突から入ろうとしているサンタクロースをモチーフに、中の餡に小豆のこし餡ではなくレアチーズクリームやホワイトチョコをつかったり、カフェオレ羊羹を合わせたりするなど、見た目だけでなく味にもこだわって仕上げています。
和菓子ならではの表現で、和菓子ならではの味わいを、たくさんの方々に楽しんでもらうために。伝統的な技術や考え方に、自らの表現をプラスしてアウトプットしていくチカラは、今後も和菓子職人に必要不可欠な要素ですよね。
今月の体験入学・オープンキャンパス 和菓子コースでも、また違ったクリスマスの上生菓子を予定していますので、ぜひ気軽に楽しみに来てみてくださいね。