2021 09/29 ふだんの授業
パン職人に必要となる"真の実力"を身につけていきます
本校パン科の校舎には、業界屈指の設備「石窯」が完備されています。郊外型の大きなパン屋さんなど、導入されているところも多い設備ですよね。
今回のパン本科1年生では、この石窯をつかって大きなハード系のくるみパンを焼き上げていました!
薪を熱源とした本格的な石窯のため、タイマーも温度設定もなく、パン職人自らの五感によって焼き上がりを判断していきます。当然つかい方をマスターするまでにはそれなりの経験値が必要になってきますが、これからも幾度となく触れる機会がたくさんあるかと思いますので安心してくださいね。
さらに並行して教室内では、あんパンをアレンジした動物パンや、次の日に使用するブリオッシュ生地の仕込みなど、複数の製品を同時進行で進めていました。
パン屋さんの仕事は非常に多岐にわたります。今、自分がなにをすべきなのか、この後どうすればいいのか、周りの状況をみて自分で判断して動ける、将来的にはそんなパン職人になっていってもらいたいので、さまざまな種類のパンを学びながら、徐々に授業内でやることを増やして、その訓練をしていっているんですよ。
あらゆる環境を想定して、将来的にどんな現場でお世話になることなっても対応できる"真の実力"を身につけていきます!