2021 07/21 ふだんの授業
業界屈指の設備「石窯」も活用していきます!
「卒業後、どこの現場に出てもすぐに使える」ことをテーマにしている本校パン科は、業界屈指の設備環境も大きな特長の一つです。
郊外のパン工房などに導入されている石窯も、本校ではいち早く導入して授業の中で活用しています。
今回、夜間部 パン専科2年生の実習でも、この石窯を使用して「かぼちゃ風味の田舎パン」を焼きあげていました!
通常の一般的なオーブンと比べて、石窯は蓄熱した耐熱レンガから発する波長の長い遠赤外線の効果によって、表面だけでなくパン生地の中心部からも熱が入り、外はカリッと内側はしっとりふんわりとしたパンに仕上げることができるんですよ。
今回は同時進行で、円筒形のちょっと変わったカタチをしたラウンド型の「マーブル食パン」と、イタリア語でスリッパという名がついた平たいパン「チャバッタ」、さらには、次回の授業でタンドールという特殊な窯で焼き上げる「ナン」とカレーの仕込みを行なっていました。
限られた時間の中で、いかに効率良く作業をしていくかは、パン屋さんでの仕事の進め方と同じです。本校の昼間部と比べてしまうと授業時間が短いと思われるかもしれませんが、実は夜間部でも遜色のないたくさんの経験を積んでいくことができるんですよ!