2021 07/19 ふだんの授業
和菓子らしい美しさが特徴のお菓子「上生菓子」
夜間部 和菓子専科1年生の授業でも、いよいよ上生菓子がはじまってきています。
もちろん、白餡に求肥を練り込んで練切餡を仕込むところから、一つひとつの工程を自分たちの手でつくっていきます。この練切餡を練り上げていく作業もとっても大事で、難しい作業なんですよ。
上生菓子は、花鳥風月や季節感を活かしたお菓子。四季の移ろいがある日本だからこそ生まれた、和菓子らしい美しさが特徴的なお菓子です。
お茶席などに用いられるお菓子ですが、最近はお抹茶と一緒でなくても楽しめるように中に包む餡を工夫したり、見た目のデザインもさまざまなものが次々と生まれてきていますよね。
先日はまだ初めてということもあって、多少ぎこちないところもありましたが、何事も数をこなしてこそできるようになるもの。これからもたびたびつくっていくことになりますので、焦らずじっくりと取り組んでいきましょう。