第一線で活躍するプロを招いての特別授業も、本校の特長のひとつです。
本校では、日本にいるフランス人の方ではなく、本場フランスから本校の授業のためだけにフランス人の先生が来日してきてくださっています。
今年は、フランス国家最優秀職人M.O.F.を持つパティシエ、ブーランジェリーの先生方です。
洋菓子科2年の授業を担当していただくのは、フランシス・ヴィアール先生。
今年も本校の授業のためだけに、特別メニューを考えてきてくださいました!
ケーキや焼き菓子、ボンボン・ショコラ、さらにはヴィアール先生が得意とするアイスの製品も。
素材と素材の組み合わせ方や、使用する素材選びの着眼点、デザインなど、フランスならではの発想が随所に感じられます。
衛生面や生産性のことなども交えながら、細かい部分に至るまで丁寧に教えてくださっています。
学生たちの反応も伺いながら、あれもこれも見せたいと、授業時間ギリギリまで次々とアレンジを施してくれていました。
仕事に対する姿勢やこだわりはもちろんのこと、本当にお菓子が好きな方なんだぁという感じられる先生なんです!
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パン科2年の授業を担当してくださるのは、ジャン・クロード=ユント・ヴュルツ先生です。
伝統的な製品から最新のバリエーションまで、幅広いレシピを用意してきてくださいました。
フランスパンやクロワッサンなどのポピュラーな製品もあえて、入れてきてくださっています。
これまでにも学んできた製品だけに、その違いもわかりやすいですよね。
今回はさらに、昨年来日された際に本校の授業をみてインスパイアされたという、ユント先生オリジナルの新しい製品も紹介してくださいました。
ベンチタイムや試食の時間にも、学生たちの質問に答えてくださったり、自身の経験談もお話してくださるのが本当にありがたい時間ですよね。
日本にいながら、本場フランスの最高の技術を肌で感じられる本当に貴重な機会です。
多くのことを感じて、今後の糧にしていってくださいね。