2009 11/19 特別授業
京菓子
今日の和菓子本科2年生は、実技講習です。
御菓子司 塩芳軒より、高家 昌昭先生にお越しいただき、有平糖の授業です。
笑顔の素敵な高家先生。学生からも思わず笑みがこぼれます。
まるで先生のお菓子に対する愛情が溢れているようですね。
有平糖とは南蛮菓子の一つで、金平糖と共に、日本に初めて輸入されたハードキャンディとされています。
茶道の菓子として用いられることが多く、季節ごとに彩色をほどこし、細工をこらしたものが見られます。
縁日などで行われている即興的な飴細工とは異なるものです。
棒状や板状にのばしたり、空気を入れてふくらませたり、型に流し込んだり、といった洋菓子のアメ細工にも共通した技法が用いられます。
高家先生の一言一言、手元の技術、そして人間性にみんなすっかり心奪われてしまいました。