第8回 選・和菓子職 「優秀和菓子職部門」最終審査会 開催｜洋菓子・和菓子・パン業界のお役立ち情報を発信！『スイーツトピックス』

全国和菓子協会主催・第8回 選・和菓子職「優秀和菓子職部門」の最終審査会が東京製菓学校にて開催されました。



『選・和菓子職』とは日本でいうM.O.F.（＝フランスの国家最優秀職人章）のようなものです。東京製菓学校の和菓子科では、業界最高水準の技術を持つ職人だけに付与される、この栄誉ある制度の立ち上げから全面的にサポートしています。



第8回目を迎えた今回は、68名の応募から一次審査を通過した、40名の和菓子職人たちが最終審査に挑みました。
当日に提示される課題の生菓子5種類を各3個製造する実技審査です。作業態度及び手順、衛生意識、形状、色調、包餡、品格、表現、味などについて総合的に審査されます。制限時間内に製造し、審査員が点数による審査の結果、優秀和菓子職が認定されます。

　

選・和菓子職で「優秀和菓子職」に認定されることは、誰もが認める優れた和菓子職であり、創作的な手づくり和菓子ができる技術があることを証明するものです。和菓子製造に携わる者にとって、最高の栄誉ある勲章を受けることに等しいと言えます。

今年、優秀和菓子職に認定されたのは、わずか15名。
その中には、本校卒業生がなんと4名も！



（左から）
鹿島 惇 さん（和菓子本科2007年卒）
松野 友美 さん（和菓子専科2014年卒）
井上 豪 さん（和菓子専科1998年卒）
木村 幸平 さん（和菓子本科2013年卒）

みなさん、おめでとうございます！！
和菓子業界を代表する職人として、今後益々のご活躍を期待しています。



----「選・和菓子職」とは----
和菓子は日本の誇る食文化を代表するものであり、高度な製造技術が必要とされます。
その優れた技術を和菓子業界が全国的に統一して公平に評価し、権威をもって認定するという制度が『選・和菓子職』です。
「優秀和菓子職部門」と「伝統和菓子職部門」の2つがあります。

全国和菓子協会HPより抜粋　www.wagashi.or.jp/wagashisyoku/