和菓子ヒストリー『花びら餅』|洋菓子・和菓子・パン業界のお役立ち情報を発信!『スイーツトピックス』

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2012 12/27
和菓子ヒストリー『花びら餅』
「花びら餅」とは、新年の祝いの餅菓子です。
丸い餅(求肥)を円形に延ばし、中に紅色菱形の餅(求肥)と味噌餡、そしてゴボウを置き半円状に折りたたんだお菓子です。白地にほんのりと透ける紅色が新春の華やかさを思わせ、梅の花びらにも似た品の良さが人目を引きつけます。

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「花びら餅」の起こりは、今から600年以上も前のことで、宮中や神社などで新年に参拝される方に紅白の餅に味噌やゴボウをはさんだものが配られ、それを持ち帰って雑煮にされたといわれています。
その後、京都で完成され、現在の「花びら餅」になったといわれています。

時代が変わった今でも、「花びら餅」の原型のものが宮中でお節料理のひとつとしてつくられています。
元旦になると天皇陛下と皇后様は、このお餅を召し上がるそうです。

新しい年の始まりの清々しさにもふさわしく、「花びら餅」は私たちの心をときめかせてくれます。
季節限定のお菓子ですので、この時期にしかお目にかかれません。
ぜひ召し上がってみてください。きっと素晴らしい新年のスタートを切れるはずですよ。
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