2011 08/23
M.O.F.コンクールに挑む!(1)
『M.O.F.』とは『Meilleur Ouvrier de France』の通称で
日本語に訳しますと国家最優秀職人章というフランスでは大変名誉ある称号なんです。
フランス文部省が定める資格で、職種・職能において極めて高いレベルの能力を証明したプロフェッショナルを対象に与えられ、3年ごとに開催されるコンクールにおいて審査され授けられるものです。
この『M.O.F.』の称号はフランス人のためのフランス人だけがいただける名誉でした。しかし、前回からフランス人以外の外国人の方でも一定の条件をクリアすれば、受験資格がもらえるようになったのです。
そして、現在フランスで活躍している本校卒業生の浅見欣則さんも初めての挑戦!
しかし、このコンクールがとってもハードでレベルが高い・・・。
書類審査を通過するとナント4時間もの筆記試験!
その後の実技試験は2日間、計18時間も行われるんです!
この実技試験には現在のM.O.F.取得者、有名店のオーナーシェフなど計30名ほどで調理方法、材料管理などの細かい審査が行われます。今回は多数の応募から書類審査で60人に絞られ、そこからセミファイナルで20人に、そしてファイナリストに6人が選ばれたのでした。
ナント、浅見さんは厳しい審査を見事に通過!
フランス人以外の外国人で初めてファイナリストの1人に選ばれたのです!!
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