プロとのレベルの違いを体感する｜スクールブログで東京製菓学校のキャンパスライフを感じてください！

外来講師による充実した実技講習も、本校の特長のひとつです。

先日の昼間部 パン本科2年生では、全国に展開する老舗ベーカリー「(株)ドンク」にて技術指導をされている生産技術本部ディビジョンマネージャーの 瀬川 洋司 先生にお越しいただきました。

パンのワールドカップ「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」や、パンの国際コンテスト「マスターズ・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」ニュートリショナル・ブレッド部門に唯一の日本人として出場するなど、世界を股にかけ活躍されてきた経験を持つ 瀬川 先生に、直接指導していただける貴重な機会です。

今回はハード系のパンをメインに、クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリーに出場された際の製品など、幅広い内容を用意してくださっていました。

手混ぜでのフランスパンの仕込みや生地の触り方、置き方といった、パンづくりを行なっていく上で原点ともいえる細かな部分についても、その都度一つひとつの理由を説明しながら進めてくださいました。

その時々の状況に合わせて、まさにパン生地と対話をしながら...まさに職人という言葉が相応しい、こだわりの製法を余すところなく学生たちに披露してくださいました。

学生たちも一緒に作業させていただいたのですが、出来上がりの差は一目瞭然。同じ生地を使用しているのに、見た目だけでなく、味にまで違いが出てきてしまっていたようです。

すぐに追いつくことはできないかもしれませんが、学生のうちにそのレベルの違いを知ることができ、間近で体感できただけでも良い経験になったはずです。

瀬川 先生、貴重な時間をありがとうございました！