2013 11/14 ふだんの授業
技術と心を磨く
今日の和菓子本科2年生では、季節の上生菓子をつくっていました。
四季豊かな国に生まれ、根づいてきた独自の文化でもある和菓子は、暮らしのなかのさまざまな季節や行事を彩り、旬を感じてもらうひとときをもたらす奥深い世界です。和菓子ならではの季節に対する感覚や、美しさを感じるセンスは、常に意識することでしか磨かれません。
花や鳥、四季の風景などを形や色で表して季節感を活かした上生菓子は、その和菓子らしい美しさが実に特徴的ですよね。
今回は冬を表現したデザインから、「山茶花」(左)と「静香」(右)の2種類をつくっていました。
冬の花である「山茶花」(左)は、栗餡を雪平で包んで仕上げています。ほんのりとピンク色に染まった花びらの様子が美しいですよね。
「静香」(右)は、高麗生地と羊羹を薄く流したもので、あんず餡を巻いています。紅葉した葉と葉の間からのぞく木肌の様子を表現しているんですよ。菓銘の「静香」は、今年の歌会始のお題からつけました。
技術はもちろんですが、その心までも吸収していけるように、日々の実習の中でしっかりと学んでいきましょう!
四季豊かな国に生まれ、根づいてきた独自の文化でもある和菓子は、暮らしのなかのさまざまな季節や行事を彩り、旬を感じてもらうひとときをもたらす奥深い世界です。和菓子ならではの季節に対する感覚や、美しさを感じるセンスは、常に意識することでしか磨かれません。
花や鳥、四季の風景などを形や色で表して季節感を活かした上生菓子は、その和菓子らしい美しさが実に特徴的ですよね。
今回は冬を表現したデザインから、「山茶花」(左)と「静香」(右)の2種類をつくっていました。
冬の花である「山茶花」(左)は、栗餡を雪平で包んで仕上げています。ほんのりとピンク色に染まった花びらの様子が美しいですよね。
「静香」(右)は、高麗生地と羊羹を薄く流したもので、あんず餡を巻いています。紅葉した葉と葉の間からのぞく木肌の様子を表現しているんですよ。菓銘の「静香」は、今年の歌会始のお題からつけました。
技術はもちろんですが、その心までも吸収していけるように、日々の実習の中でしっかりと学んでいきましょう!