プロのパティシエへの早道は、毎日、繰り返しつくること。2年間、洋菓子だけを専門的に学べる東京製菓学校には、現場で求められるあらゆる技術を学べるカリキュラムが整っています。1年次はパートシュクレ*、シュー生地、折り込み生地、スポンジ生地、バターケーキ生地など、あらゆる洋菓子の基本となる技術や生地づくりを修得。2年次はマスターした基本技術の応用として、パティスリー*やコンフィズリー*、パスティヤージュ*、マジパン細工*、シュガーアート*と、多様な領域をカバー。パティシエになるために必要な基礎知識と技術のほとんどすべてを、ここで学ぶことができるのです。
<お菓子用語> |
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*パートシュクレ |
タルトの土台になどに用いる砂糖入りの練り込み生地 |
*パティスリー |
ケーキ・パイ・ビスケットなど、小麦粉でつくるお菓子 |
*コンフィズリー |
チョコレート・キャンディー・マシュマロ・マロングラッセなど、砂糖を使ったお菓子 |
*パスティヤージュ |
ディスプレイなどをつくるときに使う、紛糖・でん粉・トラガントゴム・水などを練り合わせた生地 |
*マジパン |
アーモンドと砂糖をすりつぶして練り、花や人形などをつくりケーキの飾りに用います |
*シュガーアート |
ウェディングケーキに代表される粉砂糖と卵白などでつくった工芸菓子 |
東京製菓学校には平日昼間に学ぶ「昼間部」と、働きながら学べる「夜間部」のふたつのコースがあります。どちらも実習重視の専門学習であることは変わりません。また、業界でのアルバイト紹介や夜間部の学生のための就職斡旋など、学びながら業界で働けるサポートも充実していますから、「現場で実践しながら技術の吸収力を高めたい」という人には最適です。

東京製菓学校の洋菓子科は、どこよりも専門的な実習を行います。たとえばショコラ実習。学ぶレシピはチョコレート専門店並みの種類。スイスをはじめヨーロッパで親しまれているものを中心に、真の技術の修得を目指し、約1ヵ月かけてしっかり学んでいきます。ほかにも洋菓子店のケータリング料理として欧州では一般的なトレトゥールや、コンテストで競われる美しいアメ細工など、ハイレベルなカリキュラムを用意しています。
東京製菓学校は1954年の開校以来、製菓・製パン業界に1万人以上の学生たちを送り続けています。長年の高い実績により業界からの信頼も厚く、圧倒的な求人数を誇ります。これまで毎年ほぼ100%の就職率を保っています。また、就職セミナーやガイダンス、就職専任スタッフによるマンツーマンの就職指導により、学生一人ひとりにじっくりと的確にアドバイス。こうしたサポートは卒業してからも継続、転職や独立など、それぞれの夢や理想を実現するお手伝いはずっと続くのです。