小麦を本質から理解するために [麦踏み]
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2016.02.08
小麦を本質から理解するために [麦踏み]

昨年11月にパン本科1年生たちの手で種蒔きをした小麦が、順調に芽を出し成長してきました。

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先週土曜日、授業はお休みでしたがパン科の先生たちと立候補してくれた学生たち数名が、久しぶりに神奈川県にある畑に行ってきました。

パンを専門的に学ぶパン本科では、カリキュラムの中に小麦栽培の授業も取り入れているんですよ。
普段授業で使っているパンの主原料でもある小麦が、どのような工程を経てつくられているのか。その大変さを知ることで、素材を使用できる喜びを感じながら、日々のパンづくりに臨んでもらいたいからです。

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畑を管理していただいている地元農家の若菜さんによると、今年は暖冬の影響もあり例年より生育も少し早いようです。今回も若菜さんにご指導いただきながら、麦踏みを進めていきます。

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みんなで出てきたばかりのかわいいかわいい小さな小麦の芽を、なんと足で踏みつけていくんです。

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これからもっと寒くなると霜柱が出てきますよね。
それによって芽が出たばかりの小麦の根が浮いてしまいます。
踏むことによって浮き上がってしまった土を押さえるという効果もあります。
成長はうれしいんですが、不必要に急激に伸びすぎてしまってもダメ。
ちょっと心を鬼にして、ここでしっかりと小麦を踏んで少し傷つけることで根や茎が強くなってくれます。

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雑草も手作業で抜きながら、寒さや雨風にも負けない強い小麦にしていきます。こういった作業を丁寧にしておかないと収穫できる量にも影響が出てきてしまいます。

しっかりと地に根を張り、真っ直ぐ伸びる丈夫な小麦となるための試練みたいなもの。
手間と長い時間をかけて育つ小麦が、まるでパンづくりを学ぶ自分たちのようにも感じますね。

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最後は若菜さんのご好意で、小麦収穫の時期に一緒に収穫できるようにとジャガイモの植え付けもさせていただきました。

自家製のジャガイモもつかって、オリジナルパンがつくれたらうれしいですね!(^^)

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